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2022-07-12 13:03:35 +05:30

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Plaintext

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彼は拙者の親友であった
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00:00:03,525 --> 00:00:05,050
あの日彼は拙者に
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「無想の一太刀」を聞いたことがあるかと聞いてきた
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00:00:09,675 --> 00:00:10,775
拙者は当然
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00:00:11,275 --> 00:00:15,275
その一太刀は「神罰」が下る時にのみ見られると答えた
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それは雷電将軍が達した武の極み
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00:00:19,800 --> 00:00:21,400
最強である証
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00:00:22,025 --> 00:00:23,275
しかし彼は
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「その一太刀 手が届かなくもない」
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00:00:27,325 --> 00:00:32,650
「いつの日か雷霆に相対する者がこの地上に現れる」と言った
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その後 「目狩り令」がなんの前触れもなく下された
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00:00:38,550 --> 00:00:39,900
人々の願望は
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00:00:40,400 --> 00:00:43,475
「永遠」を構築する瓦と成り果てた
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00:00:44,250 --> 00:00:47,400
そして 拙者が放浪をしていた時
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00:00:47,850 --> 00:00:49,950
彼が「目狩り令」の執行者に
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00:00:50,200 --> 00:00:52,850
「御前試合」を申し込んだと聞いた
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00:00:53,675 --> 00:00:57,250
「御前試合」は厳粛で残酷なもの
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00:00:57,850 --> 00:00:59,525
敗者は神罰を受け
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00:00:59,875 --> 00:01:01,750
勝者は転機を勝ち取る
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00:01:02,250 --> 00:01:06,500
彼は自分こそが立ち上がるべき人間だと思ったのであろう
21
00:01:07,125 --> 00:01:10,550
それに 「無想の一太刀」に相対するのが
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00:01:10,875 --> 00:01:12,800
彼の願いでもあった
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00:01:13,875 --> 00:01:16,400
しかし拙者が「天守閣」に着いた頃
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00:01:16,800 --> 00:01:19,100
すでに御前試合は終わっていた
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00:01:19,500 --> 00:01:21,100
ただ「神罰」が下り
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00:01:21,525 --> 00:01:24,900
彼の刀が地面へと落ちる音が響いた
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00:01:25,300 --> 00:01:28,650
それが彼の見たかった光であったのであろう
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00:01:29,325 --> 00:01:30,425
最後の瞬間
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00:01:30,725 --> 00:01:33,475
彼はどのような顔をしていたのだろうか
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00:01:33,975 --> 00:01:36,100
想像する間もなかったでござる
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00:01:37,025 --> 00:01:40,800
拙者は光が失せゆく神の目を奪いそこから逃げた
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00:01:41,900 --> 00:01:43,800
拙者に理解できたのは
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00:01:44,225 --> 00:01:46,000
彼の熱き願いを
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00:01:46,575 --> 00:01:51,700
氷のように冷たき神像へとはめ込むべきではないということのみ