2022-04-24 14:49:08 +05:30

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Plaintext

羽形のブローチに刻んだ盾の紋章が月の下で光っていた。
それは賊をぞっとさせる光でもあった。
守護者には非常に気高い騎士の名をもっていた。
けれど夜には、その紋章と顔をマントの下に隠した。
こうすると、彼は束縛から解き放たれ、
騎士としてはできないことを成すことができるようになった。