2022-07-12 13:03:35 +05:30

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プロローグ
舞台装置、静かなる郊外
生い茂る鳴神の野に、春と笹野が背中合わせに立ち、二人とも目を閉じて語る。
笹野:風が訪れる。
春:何処から吹いてきたの?
笹野:風向きなど気にしなくとも、その人に向かって吹いてるということだけ分かればいいんだ。
春:あの人は何処?
笹野:あの異郷人か?すでに、死への道を歩んでしまった。
笹野は目を開け、春の手を握って遠くへ行った。
第一幕、第二場
舞台装置、静かなる郊外
異郷人一行三人は敵に囲まれ、傷つきながらもなんとか郊外に逃げ込んだ。(異郷人は血を流してはいない)
笹野:ダメだ、このままではやつらに抵抗できない。
春:この身を犠牲にするしかなさそうね。
二人は画面の外に飛び出した。
異郷人:<color=#00E1FFFF>どうしてこんなことに…</color>
異郷人は苦々しい顔を浮かべたが、すぐに決心を固めた。
異郷人:<color=#00E1FFFF>でも、負けるわけにはいかない。</color>(クローズアップ)
異郷人:<color=#00E1FFFF>なめるなよ、この覚悟を!</color>
異郷人は身を翻し、敵陣へ赴いた。画面が真っ暗になり、次の場に移る。
第一幕、第三場
舞台装置、敵本陣
腹をくくった異郷人は、敵本陣に乗り込んだ。
春:私たちに構わないで!(絶望的に)
笹野:さっさと行け。(大声で、少し焦りが見える)
異郷人は回転しながら武器を振り回し続けた。無限の回転で、この戦士は金色の旋風へと姿を変えた!舞台の隅々まで覆い尽くしている。
金色の旋風に襲われ続けた敵は、虫歯の100万倍も恐ろしい痛みを感じたという
金色の旋風は場内のすべての敵を遠方に向かって猛スピードで投げ飛ばし、敵を地面に激しく打ち据えた!
異郷人はやっと笹野と春のところに辿り着き、二人を救出できた。