1 00:00:01,200 --> 00:00:03,350 雷光が閃く場所には 2 00:00:03,825 --> 00:00:05,150 影ができます 3 00:00:09,500 --> 00:00:10,900 私は影 4 00:00:12,700 --> 00:00:14,150 「無想」をもって 5 00:00:14,300 --> 00:00:18,225 稲妻の前に立ちふさがるすべての障害を取り除きます 6 00:00:22,400 --> 00:00:23,225 しかし… 7 00:00:23,775 --> 00:00:25,425 一歩前へ進むたび 8 00:00:25,775 --> 00:00:27,675 何かを失っていきました 9 00:00:30,150 --> 00:00:31,425 そして最後には… 10 00:00:31,950 --> 00:00:34,325 「彼女」さえも…失ったのです 11 00:00:36,150 --> 00:00:38,000 あれらの事跡は今も 12 00:00:38,375 --> 00:00:40,950 雷櫻の木陰で語り継がれています 13 00:00:41,500 --> 00:00:42,200 しかし… 14 00:00:42,550 --> 00:00:45,925 「失ったもの」がこの国に残した烙印は 15 00:00:46,200 --> 00:00:47,975 今なお燃え続けています 16 00:00:49,000 --> 00:00:50,050 「探しましょう」 17 00:00:50,650 --> 00:00:53,275 「たとえそれが須臾の光だとしても」 18 00:00:54,425 --> 00:00:56,275 「少なくとも私たちには…」 19 00:00:56,275 --> 00:00:58,250 「『今』があるのですから」 20 00:00:59,100 --> 00:01:00,575 「彼女」はそう言いました 21 00:01:02,625 --> 00:01:03,375 しかし 22 00:01:04,150 --> 00:01:06,075 必死に前へ進む国が 23 00:01:06,375 --> 00:01:09,800 天理を前にしてすべてを失ったのを私は見ました 24 00:01:10,725 --> 00:01:12,500 雷光を保つためには 25 00:01:13,075 --> 00:01:15,475 時を止めるしかないのかもしれません… 26 00:01:17,425 --> 00:01:18,550 「今」とは 27 00:01:18,650 --> 00:01:20,225 儚い幻想であり 28 00:01:21,100 --> 00:01:24,750 「永遠」のみが 天理に最も近づけるのです 29 00:01:25,800 --> 00:01:26,725 私はもう… 30 00:01:26,950 --> 00:01:28,250 影ではありません 31 00:01:29,200 --> 00:01:30,375 「此の身こそ」 32 00:01:30,675 --> 00:01:32,350 「いと尊き存在」 33 00:01:33,125 --> 00:01:34,875 「天下を泰平せし者」 34 00:01:37,100 --> 00:01:39,925 「臣民に夢を与えると誓いましょう」 35 00:01:40,875 --> 00:01:42,000 「未来永劫」 36 00:01:42,300 --> 00:01:44,075 「不変の『永遠』を…」