1 00:00:02,650 --> 00:00:06,140 ボクが話すは 古の始まり 2 00:00:06,500 --> 00:00:10,075 神々がまだ 大地を歩く時代の物語 3 00:00:10,650 --> 00:00:13,725 天空の龍が 空から降り立ち 4 00:00:14,175 --> 00:00:16,625 世界の万に 好奇を抱く 5 00:00:17,650 --> 00:00:20,025 龍は自ら 答えを探し 6 00:00:20,450 --> 00:00:23,050 雑然とした世に目を回す 7 00:00:24,075 --> 00:00:27,100 風の歌い手が 琴をつま弾き 8 00:00:27,350 --> 00:00:30,200 天空のライアーが それに答えた 9 00:00:30,700 --> 00:00:33,250 龍は好奇に駆られし幼子で 10 00:00:33,575 --> 00:00:37,707 過去の苦悩を忘却せしと 飛翔しただけ 11 00:00:38,100 --> 00:00:41,800 それは詩に耳を傾け 歌を諳んずる 12 00:00:42,175 --> 00:00:45,100 万物に己が心を 理解させるために 13 00:00:46,300 --> 00:00:48,500 歌い手と龍は伝説となり 14 00:00:49,125 --> 00:00:51,875 暗黒の時代が やがて始まる 15 00:00:54,475 --> 00:00:57,810 獅子の牙は朽ち 鷹の旗は落ち 16 00:00:58,600 --> 00:01:01,634 一頭の悪龍が モンドに迫る 17 00:01:02,750 --> 00:01:05,567 大聖堂は 辛苦の影に包まれ 18 00:01:06,900 --> 00:01:10,795 溜め息は 詩人によって再び詩となった 19 00:01:11,809 --> 00:01:14,825 天空の龍が 召喚に応じ 20 00:01:14,825 --> 00:01:18,625 暴風の中 悪龍と殺戮に舞う 21 00:01:23,400 --> 00:01:27,825 天空の龍は 悪龍の毒血を飲み眠りに落ちる 22 00:01:29,150 --> 00:01:33,149 蘇りし時 知る者は誰一人いない 23 00:01:34,750 --> 00:01:37,950 「今の人々は なぜ我を嫌う?」 24 00:01:39,125 --> 00:01:41,275 天空のライアーは 答えず 25 00:01:44,475 --> 00:01:47,275 怒りと悲しみ 命と毒が 26 00:01:47,275 --> 00:01:51,950 涙となって 龍の目じりから流るる粒となる 27 00:01:53,825 --> 00:01:57,200 詩は沈黙し 腐敗は進み 28 00:01:58,425 --> 00:02:02,275 天空のライアーは 話せなくなった