1 00:00:01,450 --> 00:00:02,650 太古の昔 2 00:00:03,375 --> 00:00:05,100 璃月は瘴気に満ち 3 00:00:05,100 --> 00:00:06,875 魔に溢れていた 4 00:00:07,750 --> 00:00:10,825 敗北した魔神の残骸は怨嗟をまき散らし 5 00:00:11,675 --> 00:00:13,575 やがて「妖魔」となった 6 00:00:16,300 --> 00:00:18,300 妖魔は「疫病」 7 00:00:18,725 --> 00:00:19,700 「怪異」 8 00:00:20,275 --> 00:00:21,675 そして「変異」を 9 00:00:21,850 --> 00:00:23,550 次々と起こした 10 00:00:24,050 --> 00:00:24,825 やがて 11 00:00:25,300 --> 00:00:28,425 岩王帝君は 仙人の「夜叉」を招集し 12 00:00:28,725 --> 00:00:30,725 魔を滅することにした 13 00:00:31,275 --> 00:00:33,600 彼らは護法のため殺生し 14 00:00:33,600 --> 00:00:36,450 悪を滅することを岩王に誓った 15 00:00:39,100 --> 00:00:40,950 しかし長い血戦の中 16 00:00:41,175 --> 00:00:42,450 業障に囚われ 17 00:00:42,750 --> 00:00:44,750 魔神の憎悪に染まってしまう 18 00:00:45,575 --> 00:00:48,000 恐怖に支配され発狂する者 19 00:00:48,675 --> 00:00:50,725 同士討ちで死に至る者 20 00:00:51,400 --> 00:00:54,150 精神が壊れ 魔物となる者 21 00:00:55,750 --> 00:00:58,450 最も強かった五人の「仙衆夜叉」のうち 22 00:00:58,875 --> 00:01:00,825 三人が悲惨な死を遂げ 23 00:01:01,275 --> 00:01:03,350 一人が行方不明となった 24 00:01:04,500 --> 00:01:06,125 幾千年の時を越え 25 00:01:06,325 --> 00:01:09,750 生き残ったのは「降魔大聖」ただ一人 26 00:01:10,725 --> 00:01:11,350 そして 27 00:01:11,975 --> 00:01:14,050 彼の姿を覚えているのは 28 00:01:14,550 --> 00:01:16,850 孤雲閣に照らされる月明かりと 29 00:01:17,200 --> 00:01:19,875 荻花洲の笛吹きだけとなった