誰もが知っているように、鷹の見守りは西風の恩恵である。 西風の恩恵が遠方の異民族のものであることは、ごく僅かな人しか知らない。 当時のモンドは旧貴族の支配下にあり、自由を求めようとしていた。 故郷を離れた異民族の戦士は奴隷として、風の国に入った。 欺きと不公平を前にしても、彼女は努力により正義の風を巻き起こした。 横暴な貴族の統治を終わらせ、慈愛に満ちた騎士団と教会を設立し、 神の恩恵を受け、最期は神に召された。 これは彼女が使用していた武器。これは、彼女の苦難と勇姿を見届けた。 彼女が自由と正義の風をモンドの地に届けた証である。 振り回す時、故人の戦いへの思いが感じられる。 圧迫されたら、正義を。 禁錮されたら、自由を。 騙されたら、知恵を。 風の導くままに。それが自由と正義の風である。