山の岩で杯を作り、 中に注いだのは至高の酒。 玄石は極めての硬さでなければならなく、水晶も極めての玲瓏さでなければならない、 世間の歩くには、極致の快楽を求めるべし。 昔、民の間で岩王帝君の飲酒についての話しが流れていた。 岩王は玉碑を骨にし、 玉釧を胆にして、酒の杯を作った。 杯は元々七つあるべきだと、古籍を知る者が言った。