ある名門出身の騎士が持っていた、華麗な白金色の鉄仮面。 血に染まりすぎて、元の色にはもう戻らない。 騎士が100回目の魔物を討伐し、危機から人を助けようとした時、 女性が彼の助けを拒否した。その時、血染めの騎士は気づいた。 戦いの中で、自分の血と敵の血に染められた自分の顔は、 魔物より怖くなっていた。 「この鉄仮面が俺の顔になる」 「俺の騎士道で守られた人に」 「俺の憎い顔を見せなくて済むから」