青い宝石で作られたアクセサリー瓶。白銀の徽章が飾られている。 見た目は精美で優雅である。モンドの旧貴族の高雅なセンスが窺える。 かつてモンドを支配していた旧貴族が残したアクセサリー瓶。 今はもう、その中に精美なアクセサリーはない。 贅沢なアクセサリーは貴族の地位と財産を象徴していただけでなく、 モンドの民の自信と尊厳、繁栄を表した。 やがて、貴族の欲望は徐々に止まらなくなり、 民から搾取し、自分の欲望を満たすこと以外、何もしなくなった。 アクセサリーも虚飾を担うものとなった。