モンドの酒を愛す友よ、飲め、騒げ ついにバルバトスは、この熱き祈りに応えた 少女の赤い髪を追いかけ、風神は牢獄に降臨した 「万物に名前あり」いたずら好きの彼の者はそう言った、 「君の名で詩を作りたい、」 「報酬の代わりに、君と友情を結ぼう」 少女は快く応じた。心は解放の兆しに満ち溢れていた。 バルバトスの歌声に包まれて 少女は大地を蹂躙した魔龍を倒した 肥えた貴族は恐れ慄く 「モンドは自由だ」と、風が民衆のために歌った 木々の合間、孤独なそよ風が集まり、暴君の高い塔を吹き飛ばす 幼い獅子が風の中で頭を持ち上げ、枷を外した 少女は自分の名を勝ち取った 風神の演奏の脇役として、少女は感謝の気持ちで心が溢れた しかし、彼女のお礼を風神は断った 「君の歌だから、君が主役だ」 「ボクは君の友情を受け取り、君の名を手に入れた」 「だから、これは君の自由を謳った歌なんだ」 酒を愛す友よ、もう一度乾杯! これがモンドの自由の源、 周りが暗く、絶望を感じた時でも、 偉大な英雄ヴァネッサの物語を忘れるな 自由の希望を諦めるな!