「ほとんどの部分は人によって焼却され、残った部分もその筆跡のせいで見分けられそうにない。」 …患者の全身の多くの場所から皮膚の剥落、毛髪の増殖といった症状が見受けられ、中でも顔面の潰爛が最も重篤で… …病因は依然として不明だが、必要な薬物の不足により、一時的な手当として包帯で処理を行った… …かさぶたの部分はどうやら新しい皮膚を形成した… …何名もの患者に言語能力の障害が見受けられるようになったが、喉の損傷によるものかは判断できない… …最初に発病した患者はすでに上の命令に従い集中治療したが、そのうちの大半は理性を保っているかどうかも定かではない…